英語で妊婦さんのことを"Mother to be"と言います。これからママになるということですね。そんなみなさんにお伝えしたいこと、たくさんあります。
もっと知って欲しい お産のこと、母乳のこと
臨月間近まで会社勤め、産休に入って慌ただしく里帰り・・・というママも多いと思います。赤ちゃん用品は雑誌などにもリストがあるので色々事前にそろえることができるけれど、赤ちゃんが生まれてからの実生活についてはやはりピンと来ない方がほとんどでしょう。
日本の母親はお産の体験を聞かれた時に、自分の「武勇伝」を話す傾向が強いそうです。そのせいか、若い世代にとっては「鼻からスイカ」といったような、お産に対する恐怖のイメージが強く定着しているといわれています。実際のお産はとても神秘的で、ワクワクする、女性だけが体験できるステキなプロセスなんです。生まれたばかりの我が子を見ていると、本当に小さな3000グラム弱の体なのに、その存在感の大きさが部屋中に満ち溢れます。そして日を追うごとに少しずつ「胎外の環境に適応」していき、生後2ヶ月くらいから少しずつ新しい反応や何かが出来るようになって行きます。
そして母乳のこと。哺乳瓶一つそろえるにしても、実は乳首のタイプが色々あったり、「生まれてみないと母乳が出るのかもわからないし・・・・哺乳瓶とかミルクとか買っておくべき?」という人がほとんどだと思います。私も臨月まで会社勤めで切迫早産で慌ただしく出産を迎えたので、まさにその状態でした。
私たちのお母さんの世代はまだまだ「ミルクは栄養価が高いので良い」と言われていた世代です。食糧難を乗り越えたおばあちゃん世代に「栄養つけなさい。二人分食べなさい」と言われてきたお母さん世代の頃と現在とを比較すると、妊婦さんに関する栄養のことや母乳に関する研究がかなり進んで、「昔の常識は現代の非常識」となりつつあります。例えばお餅。お母さん世代は「お餅食べればおっぱい出るから」と言われてきました。確かにおっぱいはガンガンに張ったそうです。でもそれは「沢山母乳が製造されて張っている」のではなく、「おっぱいがドロドロで詰まりそうになって張っている」状態だったのです。それを知らずに食べ続けて、痛い辛い思いをしたお母さんたちも多かったようです。
では現代ではどうでしょう?まず、出産する病院によって母乳指導にはかなり違いがあります。乳業会社と提携していてすぐに混合にしてしまう病院もあれば、スパルタ母乳指導の病院もあります。初めてのお産だとわからないことが多すぎて、ついつい言われるままにしたがってしまいがちですが、それで産後3ヶ月くらいで母乳が出なくなってしまって悔やむママも沢山います。
あなたはどうしたいですか?
母乳は赤ちゃんのためにカスタムメイドされた魔法の飲み物です。
ママが食べたものが血液となって6時間後くらいにはその成分が母乳となって赤ちゃんの体に入ります。よく「血液サラサラ」という表現を耳にしますね。まさにそのサラサラの血液こそが、美味しい「ほんのり甘くてさっぱりした」母乳を作るのです。
そんな神秘的な母乳のこと、万が一詰まった時の自宅で出来るケアなどについても、お教室に来られた方にはお話しています。
そして、ベビーマッサージを通じての「これからママになる方と、最近ママになった方との交流」を目指しています。少しでも不安を解消して、お産を楽しみにして欲しい。その「不安の解消」が安産への第一歩だと私は信じています。
上の写真は私の息子の生後2日目の様子です。この子を1歳4ヶ月に断乳するまで、食事管理のこと、白斑や乳腺炎にも悩まされてオケタニ式で完全母乳育児を続けました。そんな経験から皆さんにお伝えしたいことがたくさんあります。是非これから赤ちゃんを迎える方にベビーマッサージを知って頂いて、赤ちゃんの身体のことも学んでいただき、生後間もなくから「心と身体を育む」ベビーマッサージを実践して楽しい育児ライフを過ごしていただければと思っています。

